鉄道模型の流儀

3DのPCソフトで鉄道模型のジオラマを作る

できないことも再現

PCソフトでジオラマを作るメリットの1つが「場所の制限がなくなる」ということです。
現実にジオラマを作る場合は自宅や倉庫などでジオラマ専用の場所を作ることになるので、使用できる場所には限りがあります。

これに対してPCソフトを使用する場合は、ソフトの設定の都合によりある程度制限はあるものの、現実よりも広大な場所をつかってジオラマを作ることができます。PCソフトの場合は基本的に設置できる建物の高さの制限はないので、高層ビル群が並ぶ都市の中を鉄道が疾走するというジオラマも作ることが可能です。

PCソフトのジオラマを作っても現実味がないので味気ない気がする」と思う方もいるでしょう。ですが、近年は鉄道模型やセットに3Dを使っていることが多く、現実に近いジオラマを作れるようになっています。

PCソフトを導入するメリットの2つ目は「さまざまな鉄道模型を使用できる」という点です。

ジオラマを実際に作る場合はレールや鉄道模型を購入する必要があるのですが、自分がほしい鉄道模型が品薄で入手できないという事態に遭遇することも少なくありません。

PCソフトの場合はソフト内で用意されている多くの鉄道模型を自由に使用することができるので、ほしい鉄道模型が無いということは基本的にありません。

さらに3Dを使った技術も向上しているので、蒸気機関車など複雑なシルエットをしている鉄道模型たちもかなりリアルな姿をしており、動きもまた現実に近いものになっています。